噛みの力加減を教える

噛むことについて

犬は人間と違い手足を使って物を掴んだり、その対象物の形や温度を把握することは出来ません。
そのために、何をするにしても口にものを入れて、口の中の感覚で対象物を知ろうとします。
しかし人間社会で生活するようになると、甘噛みでも犬によっては遊んでいるつもりでも、人を傷つけることもあります。

犬が噛むことは人間が手で物を掴むぐらい普通のことであり、どの犬でも必ず行うことです。
そして人が物を触ろうとして叩かれたりするとストレスになるのと同じように、犬も噛むことを強制的に止めさせられるとストレスになります。
しかし犬の噛む力は強いので、人間と生活していく上では、どれぐらいの力加減で噛めばよいかを教えないといけません。

これをしないと何でもかんでも力一杯噛むようになり、人の手や腕なら歯が刺さって怪我をします。
そして犬にも噛むや引っ張るという行動は欲求として求めるので、これを満たしてあげる必要があります。

噛む力の訓練

まずはもしも犬が強い力で噛んできたなら、その時は痛いと言って犬を強めに叩きましょう。
もしかしたら遊んでじゃれているときに、自然と犬に強く噛まれることもあります。
犬を叩くことは良くないですが、このような時は例外であり、しっかりと叱るとが大切です。
そうしないと、犬と飼い主との立場が逆転し、犬が上の立場と考えるようになり、飼い主の言うことを聞かなくなります。

そして日常では、噛む遊びを取り入れて、噛む力を教えてあげましょう。
まずはボールなどの噛んでも壊れないようなおもちゃを用意して、遠くに放り投げて持ってこさせるような遊びをしましょう。
これにより犬は本能を取り戻し、獲物を捕らえる訓練ともなり、ボールを捉えると飼い主に捕らえたと言うことをアピールします。

タオルなどを用意して、犬と引っ張り合いをする遊びは、飼い主との力関係をわからせる意味もあり、歯にも刺激を与えて良いです。
タオルやヒモなどで引っ張り合いをする時は、必ず飼い主が力で勝つようにしましょう。
そうすることで、飼い主の方が強いと犬にわからせることになります。
ただし毎回飼い主ばかりが勝つと犬のストレスとなるので、3回に1回ぐらいは犬が勝つようにしてあげると良いです。

また部屋の中には噛んでも良いものと噛んではいけない物も存在するでしょう。
おもちゃやタオルなどは噛んでも良いですが、例えば飼い主の腕などは噛んではいけません。
必ず噛んではいけない物に噛んで傷つけたりした場合は、必ず犬を叩いてしかって、噛んではいけないことを教えましょう。
飼い主がこれをしないと、犬が噛んで良いものとそうでないものを理解できませんので、家の備品などを壊すこともあります。