カテゴリ: 犬の種類

パピヨンってどんな犬?

非常に賢い犬という評価を持つパピヨン

パピヨンは、その見た目のかわいらしさから世界中で多くの人に可愛がられている、ペットの代表のような犬です。
そのかわいらしさと同居するのが、知能の高さです。

犬の知能指数を計ってみると、小型犬の中ではパピヨンはナンバーワンの知能を持っていることが明らかになっていて、すべての犬種の中でも8位になるという結果が出ています。
確かにとても賢い犬で、教えられたことはすぐに理解しますし、状況を判断して行動する能力にも長けています。
そのため、しつけをするのが簡単で飼い主の言うことをすぐに聞いてくれるので、とても飼って楽しい犬だと言えるでしょう。

上手に教えることでたくさんの芸を覚えることもできますし、子どもの遊び相手としても最高です。
こうした魅力があるため、日本においても人気が高く、多くのペットショップで入手することができます。

パピヨンの特徴とは?

パピヨンは小型犬のカテゴリーに属しますが、個体によってその大きさや体重に差が出ることもあります。
体重は2キロから6キログラム近くにもなることがありますし、体高も20センチから30センチ近くになることもあります。
どのくらいの大きさの犬が良いかは飼い主によって異なりますので、子犬を買う時には親犬がどのくらいの大きさだったかをきちんと確かめるようにしましょう。

パピヨンの大きな特徴としては、シルクのように滑らかで長い毛が挙げられます。
大きな三角の立ち耳にも長い毛が生えていて、パピヨンらしさを際立たせています。
この長い毛がパピヨンの売りでもありますので、毎日しっかりとブラッシングをしてあげて、その美しさを保てるようにしてあげましょう。

パピヨンは賢いために、常に行儀よくしようとする傾向が見られます。
飼いやすい犬と呼ばれる理由でもありますが、環境の変化についていこうと無理をする性格でもありますので、ストレスが溜まると病気をしてしまうこともあります。
また、とても温厚で飼い主に忠実かつ従順という性格も持っています。

健康で活発に動くのがうれしい

パピヨンは一見すると華奢な体つきにも見えますが、その実とても丈夫な体で健康的なのです。
そのため、あまり病気をすることもなくとても元気に遊びまわってくれます。
運動量も多いので、たまにゆっくりと歩く散歩だけではなく、ドッグランなどに連れていくととても喜んでくれるでしょう。
丈夫な体ではありますが、脚は細めの傾向がありますので、高いところから降りる際の注意をすることと、年を取ったらシニア犬用のドッグフードに替えてあげることを忘れないようにしましょう。
また、筋肉を維持することも大事ですので、年を取ってもある程度散歩に時間をかけるようにしてあげると良いでしょう。

ボルゾイってどんな犬?

オオカミ猟のための狩猟犬として飼われたボルゾイ

ボルゾイは、オオカミを狩るための狩猟犬として飼われてきたという歴史があります。
また、獰猛な動物から家畜や人間たちを守る番犬としての役目も果たしてきたという過去があり、とても勇敢で能力の高い犬として高く評価されてきました。
オオカミ猟は貴族の娯楽の一部でもありましたので、庶民が飼いならすよりも、上流階級の人たちが大事に育ててきたケースが多く、ボルゾイ独特の気品の高さもそのようなところから来ている可能性もあります。

ボルゾイは見た目にも品があってとても特徴的ですが、性格も温厚で人に慣れやすいという面がありますので、ペットとして飼うのにも適しています。
日本ではペットとして飼っている人は多くありませんが、ある程度犬の飼育経験があればとても飼いやすくて親しみやすい犬ですので、ボルゾイをペットとして考えることもできるでしょう。

気品のある顔が特徴的なボルゾイ

ボルゾイの特徴は、顔が長くてとてもスタイリッシュなところでしょう。
また、脚が長くてカモシカのようなしなやかな体をしていること、美しくて長めの毛も特徴となっています。

性格はとても穏やかで飼い主に忠実かつ従順という気質を持っています。
オオカミに立ち向かい猟をしてきたという歴史があるように、勇敢で精神力が強いというのもボルゾイの良いところでしょう。
飼い主の命令をよく聞き分けますので、しつけをするととても行儀がよくて他の人にも迷惑をかけないというメリットがあります。

狩猟犬として育ってきていますが、人にはとても甘えるという特性があって、飼い主としても愛情を持ちやすい犬と言えるでしょう。
また、無駄吠えをすることがほとんどありませんので、近所にも迷惑をかけることなく飼えるというメリットがあって、日本のシビアな住宅事情の中でもさほど問題にならずに飼えるでしょう。

ボルゾイを飼う際の注意点とは?

このように、ボルゾイはとても飼い主が愛情を持ちやすく、ペットとして優れている犬だと言えます。
しかし、能力の高さの割には繊細なところがあり、いつもいたずらをするような子どもがいるところだと強いストレスを感じてしまうことがあります。
そのため、どんな家庭でも飼えるというわけではなく、飼い主がしっかりと面倒を見てあげられて、ある程度犬の飼育に関する知識を持っていることが条件となります。
また、動物を狩るという本能が強いので、ネコや他の動物がいると、ついおいかけて小突いてしまうという特性も持っています。
そのため、他の動物と一緒にボルゾイを飼うのは避けた方が良いでしょう。
散歩の際には何らかの動物が道に出てくると、急に走り出して追いかけることもありますので、注意が必要です。

ポメラニアンってどんな犬?

女王のおかげで世界中の人気に火が付いたポメラニアン

ポメラニアンは、ドイツのポメラニア地方で生まれたことからその名前が付けられた犬です。
ポメラニアンの歴史はとても華やかなもので、貴族階級の人々に愛されて育ってきました。
庶民が番犬や仕事用のために飼っていた犬というよりは、上流階級の人たちが愛玩用として常に大事にしてきた犬なのです。

その人気はイギリスのヴィクトリア女王に届き、死ぬまでずっとポメラニアンを愛し続けていたと言われています。
時の展覧会に自分が大事に育てたポメラニアンを出展までして、そのおかげで世界中の人が注目することになり、一気に世界における知名度と人気が高まることになりました。
そして、その後も品種改良が続けられ、よりポメラニアンとしての魅力が高まることになり、現在でも日本を始めとする世界中の国々でたくさん飼われています。

その特徴の大きなものとしては、毛の生え方にあります。
ゴージャスなイメージを与える毛吹きがとても特徴的で、この毛の感じがポメラニアンの気品や美しさを演出しています。
毛の色は最初白やグレーなどの無彩色が多かったようですが、現在では茶色などの色も多く見られていて、色のバリエーションは豊富です。
体重は2キログラム前後で、体高は20センチ程度というのが標準的で、小型犬に属しますが、中型犬に近い大きめの個体もいます。
毛のフサフサ感が魅力的な犬でもありますので、長めの毛足を持つ犬が好まれる傾向にあります。

とても活発で運動が大好きなポメラニアン

ポメラニアンは高級貴族の間で飼われていたという歴史を持っていますが、もともとは仕事をこなす動物として誕生しています。
そのため、とても動くのが好きで活発なのが特徴となっています。
室内で飼う場合には、広めにスペースを取ってあげて、十分運動を行えるようにすること、毎日散歩に連れて行ってあげて、ストレスが溜まらないようにすることが大事です。

飼い主にはとても従順で聞き分けが良いので、初めて犬を飼う人でも比較的楽に飼えるというメリットがあります。
もちろん、これにはしっかりとしつけをすることという条件が付きます。
番犬として飼われることがあるくらい、ポメラニアンは見知らぬ人に警戒感を強く持つ犬ですので、上手に教えてあげないと吠え声で近所迷惑をかけてしまうこともあります。

細かな配慮が必要な犬でもある

ポメラニアンは長い毛足が特徴ですが、毎日ブラッシングをして、定期的にトリミングをしてあげることが求められます。
また、華奢な脚の持ち主ですので、関節炎になったり高いところから飛び降りた衝撃で骨を折ってしまったりするリスクがあります。
注意して遊ばせるなどの、細かな配慮をしましょう。

チワワってどんな犬?

世界中で人気の高い小型犬の代表 チワワ

チワワは、体高が20センチ程度、体重が2キログラムから3キログラム程度の小型犬で、世界中で人気のある犬種です。
独特のとがった三角の立ち耳、大きくてまん丸の目、華奢な脚などが可愛さを際立たせていて、室内用の愛玩犬として多くの人に愛されています。
毛は短毛と長毛の2タイプがありますが、抜け毛が少ないため室内で飼っても掃除が大変になることはなく、とても飼いやすいというのも人気の秘密でしょう。

また、性格は飼い主にとてもべったりと甘えるところがあり、一緒に遊んでほしいという態度を明確に示します。
わがままなところもあるものの、しっかりと幼いころからしつければ、飼い主の言うことに忠実ですぐに命令を理解するという賢さも持っています。
こうしたことから、初めて犬を飼う人にも飼いやすい犬種で、日本でも多くのペットショップで売られています。

環境の変化についていくのが難しいこともあるので注意が必要

とても飼いやすいのがメリットのチワワですが、寒さにとても弱いというデメリットもあります。
チワワはもともとメキシコの高温乾燥地帯であるチワワ州で生まれたとされています。
そのため、暑さを好んで寒さにとても弱いという特質はどこに住んでいても変わることがありません。

日本の冬はチワワにとってはかなり低温で、しっかりと防寒対策をしてあげないとすぐに体調を壊してしまったり、下手をすると凍死してしまう危険性もあります。
冬に家で留守番をさせる時には、安全なペット用のヒーターをつけてあげたり、温かい布団などを敷いてあげることがとても重要です。
さらに、少し厚めの服を着せてあげて、体温を保てるようにしてあげましょう。

また、神経質で縄張り意識が強いという特徴も持っていますので、見知らぬ人に接すると大きな声で吠えたり、噛みついたりすることもあります。
幼い時からいろいろな人に接するようにすれば、こうした性格もなくなりますので、できるだけ早くからいろいろな人に触れる機会を作るようにしましょう。

とはいえ、個体によってはどうしても見知らぬ人や犬に警戒心を持ってしまうケースもあります。
叱ってもなかなかその癖は抜けないものですので、ストレスを与えないような仕方で教え続けるとともに、ストレスを感じさせるような環境の変化を与えないようにすることも大事です。

狩猟犬としての本能を持っているチワワ

チワワは、狩猟犬として用いられてきたという歴史もあります。
そのため、飼い主を守ること、自分のテリトリーを意識することに関しては、他の犬よりも敏感なところがあります。
飼い主にとってはとても愛情が湧くポイントですので、人見知りしやすいという特性もありますが、前向きにとらえて可愛がっていきましょう。

トイプードルってどんな犬?

狩猟犬として飼われたこともあるトイプードル

トイプードルは、ヨーロッパで誕生した犬種で、長い期間狩猟犬として活躍したという歴史を持っています。
水に強くて泳ぎが上手という身体的な特性を持っていることが分かったため、湖などの水面で水鳥を狩るために用いられてきたのです。
その名残が、プードル独特のカットの仕方にあり、無駄な毛をカットしてしまって水の抵抗を抑えるとともに、内臓を守るために要所要所の毛を残し、目印とするために尻尾の毛を丸く残しておくというものです。

こうした狩猟犬としての歴史を持っている犬ですが、時代が下るとともに品種改良によって小型化が進み、狩猟のためというよりも家庭用のペットとして飼われるようになってきます。
それがスタンダードなプードルから小さいサイズのトイプードルとして変化していく過程です。
とても小さなサイズに収まる体はとてもかわいらしく見えますし、飼いやすいということもあって、日本を始めとする世界中の国々でとても高い人気を持っています。
また、毛が抜けにくくケアが簡単ということもあり、室内用犬として初めて犬を飼う人にも人気が高い犬となっています。

クルクルの毛が特徴的なトイプードル

トイプードルの身体的な特徴としては、やはり細かくカールした体毛を挙げないわけにはいきません。
他の犬と比べてもカールの度合いがかなり強く、クルクルした感じがとてもファンシーさを増しています。
体毛は白や栗色などが多く見られますが、多様なバリエーションがありますので、それぞれの好みに合わせて選ぶことができるでしょう。

性格はとても人になつきやすく賢いというもので、ペットとしてとても優れた特性を持っています。
見知らぬ人にもすぐになつく傾向が強いので、番犬には向きませんが、多くの人が出入りする家庭であってもストレスなく過ごしてくれますので、安心して飼うことができます。
一方で、飼い主などに遊んでもらいたいという気持ちがとても強いので、放っておかれるとわがままに育ったり、構ってほしいという気持ちから吠えたりすることが多くなります。

幼いころからきちんと愛情を示してあげることや、ほめながらしつけをしていくことがトイプードルにとっては大事になります。
また、人好きなあまり、見知らぬ人にすごい勢いで飛びついていったり甘噛みすることもありますので、ある程度行儀を良くするためにしつけをきちんとすることも肝心です。

脚のケアには注意

どちらかというと華奢な体つきですし、脚が細いという特徴を持っていますので、衝撃で骨を折ってしまうこともあります。
そのため、年を取ったらシニア犬用の栄養が強化されたドッグフードを選ぶことや、適度な運動をさせて十分な筋肉を保たせるようにすることが重要です。